Journey with Books

20代半ば、人生に迷える子羊の読んだ本・気になる本

【おすすめ!】人生に迷う20代半ば男が選んだ名作 ③ | 『ブラックマヨネーズ吉田のぶつぶつ』

人生に迷える20代半ば男です。人生に迷いまくってます。「こんな仕事続くのかな」「定年までの長い間の人生これでいいのかな」「定年ってあるのかな」と不安に駆られた自分が「読んで良かった!」と思える本を紹介していきます。

 

第三回はコレ

ブラックマヨネーズ吉田敬

ブラックマヨネーズ吉田のぶつぶつ』

 

2005年のM-1グランプリチャンピオン、大阪出身のコンビのブラックマヨネーズ、そのボケ担当の吉田敬さんのエッセイ。

 

エッセイ集を紹介するのに、あらすじってのもおかしいと思うので(おかいしのかな?)とりあえずどんなことが書かれているのか、簡単にご紹介。~~~~~~~

まず、タイトルに直球どストレートの自虐が入っているが、エッセイもそのような感じ。吉田さんが感じた日頃の不満や嫉妬的なものが余すことなく、ふんだんに散りばめられている。なかなか人生の不条理に嘆き、ぷつぷつ不満を言っている読者には、「コレめっちゃわかるわぁ」「間違いない!」と激しく同意をしたくなることがあるだろう。不思議なもので、不満が溜まっている人が読めば読むほど、共感や仲間を見つけた気になって(吉田さんのレベルだと師匠という感じか)、読んだ後はスッキリする。

 

 

・・・。エッセイの内容紹介をするつもりが、もう感想も書いてしまったようです。

テレビで吉田さんが他の芸人さんからケチであるというエピソードを言われているとき、吉田さんは見事なほど開き直って、論理的(?)合理的(?)な詭弁をこねくり回し、自分は悪くないと断言します。

 

この生き様、かっこ良すぎません???

普通の人がケチと批判されたら、ケチじゃない!と必死に主張したり、自分が少し恥ずかしくなったりして逆ギレしそうなものですが、吉田さんは自分は全く悪くない!と自信満々で言います。

 

もちろん、本人からしたら色々あるんでしょうけど、そこは押し殺してかうまく活用してしまう芸人さんの鑑なのかなぁと思います。

 

色々不満が溜まっている人は、絶対にこの本は息抜きになります!特に真面目な人!

 

もし、人生に迷っているあなた(迷っていないが面白い本を見つけたあなたも!)が「良かった!」って思える本があれば、ぜひコメント欄で教えてください!